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暁美ほむら あけみほむら NO IMAGE 参戦作品:魔法少女まどか☆マギカ登場本数:10本 追跡表 032 山の神の怒り ◆FlmkXSWpfY 079 魔法少女/スカイステージ ◆QotHY4VA.M 090 論理空軍 ◆wgC73NFT9I 112 Timelineの東 ◆wgC73NFT9I 119 Hidden protocol ◆wgC73NFT9I 130 アイデンティティ・クライシス、研ぎ澄ました刃を鞘からゆっくり引き出す ◆Y8r6fKIiFI 141 サマーズ・バグズ・ウォーズ ◆kiwseicho2 156 カナリアの籠展開図(CANARY)、カナリアの籠展開図(BLUMCALE) ◆wgC73NFT9I 169 Nurse Cafe、Nurse Cafe(Remix)、Nurse Cafe(Self Cover) ◆wgC73NFT9I 187 平行展望4:Alarm ◆wgC73NFT9I キャラ別追跡表 STUDY研究員 ギルガメッシュ ウェイバー・ベルベット ライダー その他魔術師 デデンネ カツラ サトシ タケシ パッチール カーズ ふなっしー 宮本明 西山正一 忍者 夢原のぞみ 円亜久里 相田マナ エレン・イェーガー 武藤遊戯 永沢君男 丸尾末男 暴君怪獣タイラント 回転怪獣ギロス カズマ 劉鳳 ソーニャ 折部やすな 司波達也 司波深雪 狛枝凪斗 アーカード クリストファー・ロビン 跡部景吾 ウォーズマン 黒木智子 纏流子 古明地さとり 球磨川禊 碇シンジ 鷹取迅 武田観柳 阿紫花英良 フォックス ブラキディオス しんのゆうしゃ 吉村崇 江田島平八 ミスト・レックス 範馬勇次郎に勝利したハンター 坂田銀時 銀 ハザマ(ユウキ=テルミ) 古館伊知郎 高橋幸児 なんか7が三つ並んでる名前の外人 一流のロッククライマー クッキーババア 天野河リュウセイ 赤屍蔵人 ラインハルト・ハイドリヒ 不動明 ベン バンディット リッド・ハーシェル コロッケ 源静香 イチロー フランドル 灰色熊 鷲頭巌 総統 吉田君 レオナルド博士 フィリップ 菩薩峠君 チャック・ハンセン ハーク・ハンセン 杉下右京 山岡銀四郎 ヴァン 迷い込んだ突然変異の巨大ツキノワグマ 白人男性 名簿の背景色・マークの説明 ■黒背景=ヒグマ・ロワイアルの実験参加者を意味します。 ■黄背景=ヒグマ・ロワイアルの実験に関連したヒグマ(HIGUMA)であることを意味します。 ■緑背景=支給品(支給人)だったことを意味します。 ■青背景=実験開始後に外部からやってきた闖入者を意味します。 ■紫背景=ヒグマ・ロワイアルの実験主催者を意味します。 首輪マーク=実験参加者(首輪をされてカウントされている)を意味します。 爪マーク=ヒグマであることを意味します。 リボンマーク=支給品(支給人)だったことを意味します。 飛行機マーク=実験開始後に外部からやってきた人間を意味します。 クリップマーク=ヒグマ・ロワイアルの実験主催者を意味します。 ※基本的に、第二回放送以降まで生き残っている者、闖入者の場合は3話以上生存を基準にアイコン化します(例外はある)。
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【暁美 ほむら/時の神の神官/出典:魔法少女まどか☆マギカ】 ___ ,.. . ´. . . . . . . . . .` . ... / . . . . . . . . . . . . . . . .. . . .`. .、 / . . . . . l, ―――――\ . ヽ ' . . . . . . .|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ. . . ' . .l . . . . . |. . 〃 . . /l. l l . lヽ. . . . . ',. . .. . . .l . . . . . |//__/ /; l i |___', l . ', . . { . . ム . . . . |ァ==rミ' / jハ廴.. Vl . .| . . '. . { | . . . .|{r イj lrハl` リ .,' . . . . ', ヽ| . . . .|  ̄ ゞ'゜ ハ∧ . . .... }\い. .| ```` ' 、、、{ノ! ';. . . ,' . . . .', .'. 、 ‐ , イ . l l . . l / . . . . . .', .',ト`_-r < . . . i . .' l . . ' / . . . .__厶 . ', ´ ll^^ll \j. . .', l . .; / . . . / \ \',----rェr--、ll\ ',!. ;′ / . . . / \ ヾ--.,r7ハ---` /V/ / . . . /__ \ ll ll ll llヽ ll'´ ∧. ,' . . . . .\_l \ ヽll ll ll ll ∧ll ハ .'. , . . . . . . . . . . l \ ji〃`llr'l| リ ' '. .',. / .. . . . . . . . . . | l\ ,'ll llヽ / | '. .', / . . . . . . . . . . . . | \| \/ ll ll ∨ | __ハ .', / . . . . . . . . . . . . . | くヽ-- 、_ ___/´___ l_ .ヽ / . . . . . . . . . . . . . . | ////-、_]] \___´ _/ コ . . \ ,' . . . . . . . . . . . . . . . ヽ  ̄´  ̄ ̄ア 「| ノ . . . . . \ ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\_, -― / //-‐' . . . . . . . . . . ヽ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. . l ` ―-- ' ´-----' ' . . . . . . ヽヽ . . . . . . .'.
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暁美ほむら 絆[■■□□□](PTで一括り) ___ ,...-< >z、 ,.. ァ' _ ;;; _ ; \ // .,,//////////7,ぇ、 ヽ ヽ / ,///'-. . ̄.. ` .v//; ∧ ハ / ///' } iヽ `ト;'ヾ! i } イ |/' ! ハ ;ム弁リ|ヘ | ;i 1 { ハ ト_ I ヘ;! ,z≧ミl;ハl i | | i |イ´_.\ |. ,イえ心 } ト l ! 、 iッ笊=. ヽ{ .辷zツ i l | ; i ハ 小、Vzリ ` xxx } リ | V ト ヽ`xx. , l / ;/ ト | ト、ハ | ;イ∧ | ヘ ヽ ^ .,/ |/ ∧ ヘ ヘ ≧..ー...-_ i;彳i />―-_. ∧ ト、 i ヽ { }_/.| / ,.ィ彡‐ニミヽ ハ ,! .,-ノ } i / ,ィ /'/´ ヾ;、 V.i止 ./',.- レ' // / l| ,i 厂Y  ̄ ̄ \ ! l| { ! ヽ| 〉 lj l.| / | ノ¨j / l j | 【所属】 ┗【違う地域の魔術学部】 【武器】 ┗【盾と杖を兼ね備えたもの】 【スキル】 ┣【慈愛の心】《盾技能を使うとき二つの盾技能を使うことが出来る》 ┗【時間操作術】《中確立で時魔術の効力を上げる》 【技能】 ┣【挑発】 ┣【マルチシールドスタンス】《防御回数3回!》 ┣【ソリッドシールド】《3ターンの間防御力値が30%アップする 》 ┣【集気法】《HPを30%回復する 防御可能回数を1回分追加する》 ┗【闘争の咆哮】《ゲージ2消費》《挑発を与える》《3ターンの間味方の筋力・防御力値が30%アップする》→味方全体 【魔術】 【時】 ┣【クイック】《次のターン行動回数を1増やす》[味方1体を対象にする][MP40][最下] ┗【ストップ】《中確率でこのターン行動不能にする》《このターンのみターンカウントが進まない》 【行動パターン】 ┣ ┗ 【その他の特徴】 ┣まどか・マミ・さやか・杏子とPTを組んでいる ┣時間軸を何度も逆行している? ┗媒体は盾と杖を兼ねている
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《暁美 ほむら(024)》 キャラクターカード 使用コスト2/発生コスト2/青/AP20/DP30 【魔法少女】 このカードが退場した場合、自分の「鹿目 まどか」1枚は、ターン終了時まで退場しない。 (あなたのためなら……私は、永遠の迷路に閉じ込められても構わない……。) 魔法少女まどか☆マギカで登場した青色・【魔法少女】を持つ暁美 ほむら。 退場した時に鹿目 まどか1枚を退場しなくする効果を持つ。 退場すれば鹿目 まどかを無敵にできる。 《鹿目 まどか(077)》などの効果を安全に発動できるようになる。 《暁美 ほむら(030)》とは対をなし、あちらは登場した時に発動する。 <まどか&ほむら>には是非採用したい。 カードイラストは版権絵。フレーバーは第10話「もう誰にも頼らない」でのほむらのセリフ。 関連項目 《暁美 ほむら(030)》 イラスト関連 《鹿目 まどか(003)》 《美樹 さやか&巴 マミ(073)》 収録 魔法少女まどか☆マギカ 01-024 パラレル
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《暁美 ほむら(007)》 キャラクターカード 使用コスト3/発生コスト2/赤/AP0/DP0 【魔法少女】 このカードは、自分の「鹿目 まどか」が7枚以上ゲームから取り除かれている場合、+50/+50を得る。 (ここは、かつてあの子が守ろうとした――場所なんだ――) 魔法少女まどか☆マギカで登場した赤色・【魔法少女】を持つ暁美 ほむら。 自分の除外ゾーンに鹿目 まどかを7枚以上いる時にAP・DPが50上昇する効果を持つ。 単体では全く使えないが、条件を満たせばAP・DP50のキャラとなる。 《暁美 ほむら(018)》より条件は重いものの、その上昇値は脅威の一言。 《カモフラージュ》を使えばAP・DP80にまで達する。 条件も《私の願い》《鹿目 まどか(004)》《鹿目 まどか(017)》などで除外すれば満たしやすくなる。 条件を満たして登場させれば、コスト3とは思えない強さを発揮できる。 《暁美 ほむら&鹿目 まどか(009)》の効果を使えばノーコストで登場させることが可能。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは最終話「わたしの、最高の友達」でのほむらのセリフ。 関連項目 除外 鹿目 まどか 《暁美 ほむら(018)》 収録 魔法少女まどか☆マギカ 01-007 パラレル 編集
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《暁美 ほむら(208)》 キャラクターカード 使用コスト5/発生コスト1/青/AP40/DP40 【魔法少女】 このカードが自分の「鹿目 まどか」がいる状態で登場した場合、カードを1枚引く。 [メイン/自分] [0]このカードは、ターン終了時まで自分の捨て札置き場にある「暁美 ほむら」1枚と同じテキストを得る。 (私はどんな罪を背負おうと、私の戦いを続けなきゃいけない。) 魔法少女まどか☆マギカスペシャルパックで登場した青色・【魔法少女】を持つ暁美 ほむら。 鹿目 まどかがいる状態で登場した時にデッキから1枚カードを引く効果、自分の捨て札置き場の暁美 ほむら1枚のテキストをコピーする使用型テキスト効果を持つ。 1つ目の効果はドロー効果。 実質コスト軽減効果といえ、鹿目 まどかがいれば1枚分損失を減らせる。 ドロー効果として見るとコスト5と非常に重いのでおまけ程度に考えるといい。 <まどか&ほむら>では十分に生かせる。 2つ目の効果はテキストをコピーする効果。 ノーコストで捨て札置き場にある暁美 ほむらの効果を得られるため強力。 メインフェイズ2を行える《暁美 ほむら(027)》や、相手の妨害を封印する《暁美 ほむら(022)》などがおすすめ。 毎ターン効果を変えることができるので、相手を作戦をかき乱すことが可能。 コスト5と重いのが欠点だが、非常にトリッキーな活躍が見込める。 プロモカードが存在し、劇場版魔法少女まどか☆マギカ新編の主題歌シングル「君の銀の庭」期間生産限定盤・初回仕様の封入特典。 サインカード,プロモカード,パラレル仕様が全て存在する数少ないカード。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは第5話「後悔なんて、あるわけない」でのほむらのセリフ。 プロモカードのイラストはKalafinaのシングル「ひかりふる」のジャケット絵。 関連項目 鹿目 まどか テキストをコピー 収録 魔法少女まどか☆マギカスペシャルパック 02-008 パラレル,サインカード,プロモカード 編集
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ほむまどスレ7より 817 名前:1/3[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 15 55 56.41 ID 3nW0BXQw0 785 の続き 「それじゃあ二人は部屋の中から勝負を見届けて頂戴。美樹さんがコインを投げて、着地したと同時に勝負開始、いいわね?」 「ええ、いいわ」 「私が勝てば・・・そうね、鹿目さんを泣かせた罰で、リボンに縛り付けたまま色々お仕置きしてあげる。聞きたいこともたくさんあるしね」 見届ける二人を安心させる為に、余裕の笑みを浮べながらウインクしてみせるマミ 「そう・・・かまわないわ。その代わり、私が勝てば・・・この一ヶ月の間は私の指示に従ってもらう。いいかしら?」 「ええ、それでいいわ。じゃあ美樹さん、合図をお願い」 「はい・・・行きます」 (貴女はあの時、私を見逃したつもりかもしれない・・・でもね、それは私にとっても同じことよ) 二日前の夜、まどかを庇って重傷を負ったほむらと対峙した時の事を思い浮かべるマミ (確かにあの時、私は貴女の能力に対応できなかった・・・でもね、地面に残る血の跡に気がつかなかったわけじゃない。 私がその気になれば、後を追って鹿目さんに介抱される前に、追い詰めることも出来たのよ?) 額や背中からにじみ出る血の量やその足取りから、ほむらが平静を装っていても戦闘継続不可能に近いことを、マミは薄々勘付いていた そして、一瞬のうちに被っていた羽根帽子を奪い去り、空き地の入り口まで移動していたほむらだったが、 その足跡をなぞるように、わずかに地面には血痕が続いていた (つまり暁美さん、貴女の能力は瞬間移動(テレポート)じゃない・・・と言うことは、間に障害物があればそれを無視して移動するなんてことは出来ないはずよ) そう、だからこそ、マミは戦いやすい広間ではなく、あえて狭い廊下に陣取ったのだ (これで夕日を背負えれば完璧だったのだけど・・・) 窓から差し込む夕日に照らされながら対峙するマミとほむらは、壁の崩れた大部屋から見守るさやかの手元の銀貨を横目で見やりながら、 油断なくお互いの挙動を探り合っていた ピィイィィィンンン! さやかの親指で真上に弾かれたコインが、乾いた音を立てながら宙に舞い、音を立てて着地する と同時に、マミは更に後方へと軽やかにバックステップすると、瞬時に自らの前方に網状の結界を展開した 「勝負よ暁美さん!」 掛け声と共に右手をかざすと、幾重もの太い黄色のリボンが二人の進路を阻む柵のように、床から天井から現れる そしてマミの目の前からほむらの方向へ、まるで防火シャッターが順番に下りていくように、行く手を阻み、その身体を捕縛せんと顎門の如く襲い掛かる 818 名前:2/3[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 15 56 37.35 ID 3nW0BXQw0 (更に後ろに下がった!・・・さすがね) あえて狭い通路に陣取ったことと言い、そして開始の合図と同時に後方へ飛び下がった事と言い、ほむらは内心舌を巻いた (一度見ただけで私の能力の本質を見抜くなんて・・・これでは真正面からリボンの結界を破って突っ切るしか手がない・・・) しかし、この状況をほむらは待ち望んでもいた 正面からマミの挑戦を打ち破らない限り、潔く負けを認めさせることは出来ないと思ったからだ (巴さん・・・かつての貴女の指導のお陰で、私はここまで強くなれた・・・勝負!) ほむらは迫り来るリボンをぎりぎりまで引き付けると、時間を停止させて盾から刃渡り二尺八寸の日本刀・兼定を引き抜き、 その刀身に魔力を込めた (勝ったわ・・・!) ほむらの目の前までリボンの牙が迫り、勝利を確信したその瞬間、マミは自分の目を疑った またしてもほむらの姿が忽然と消えたからだ (え・・・?うそ、そんな馬鹿な・・・) 一瞬、後ろに逃げたのかとも思ったが、ほむらの居た場所へと続くリボンの檻は、丁度人が一人通れるほどの大きさだけ、見事に断ち切られ、マミの前まで道が出来ていた (ありえない・・・私のリボンの結界をほんのわずかな時間差も無く、全て同時に切り裂くなんて・・・一体どうやって・・・) 「て、転校生・・・アンタ・・・」 「ほむらちゃん・・・?何がどうなったの?」 見守っていた二人も目の前の事態が理解できず、呆然と立ち尽くす そして二人の声にハッとなったマミが背後を振り向いた先に、ほむらが佇んでいた 「私の勝ちでいいかしら?」 「なっ・・・!待って、私はまだ何も盗られては・・・」 言いかけたマミだったが、ほむらの右手の人差し指に見覚えのある、ピンクのレースがついたブラを見つけ、愕然とする 「な・・・いつの間に・・・私の・・・負けだわ」 服が斬られていないにも関わらず、下着のブラだけ抜き取られていることを確認し、マミは完敗を悟って両膝をついた (さすが巴さん・・・あと5メートル距離を取られていたら、リボンに捕まっていたのは私の方だった・・・) 819 名前:3/3[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 15 57 32.82 ID 3nW0BXQw0 「約束通り、今月一杯は私の指示に従ってもらう・・・いいかしら」 「・・・・・・」 地面にへなへなと座り込んだマミに向かって歩み寄り、左手を差し出すほむら 「私だって貴女の信念を無視して従わせようだなんて思ってない・・・。そして、貴女のしていたことが分不相応の間違っていた事だとも思わないわ」 マミを見つめて語りかけるほむらの目は、勝ち誇った勝者のそれではなく、どこか優しげであった 「巴マミ、貴女は強くて立派な魔法少女よ。さっきの条件で貴女に勝てる相手なんて、おそらく他には居ない・・・。 私の能力が特殊すぎるだけで、貴女は私よりずっと強いわ」 「そんな気休めの言葉なんていらないわ・・・私の完敗だもの」 「・・・そんな貴女でも、この先見滝原を襲う脅威には、一人では立ち向かえない。それは私だって同じこと・・・。お願いします、力を貸して?巴さん」 真っ赤な夕日に染められながら、座り込んだマミに手を差し伸べるほむらの姿は、二人の秀麗な容姿も手伝って、まるで映画のワンシーンのようだとまどかは思ったが、 ほむらの右手に握られた場違いかつとても中学生のものとは思えない、大きなブラが全てを台無しにしていた 「巴さん・・・?やっぱり私のことなんか、信じてもらえない・・・?」 その事に気がつかず、いつまでも返事が無いマミの様子にわずかに不安の色を浮べるほむら 「・・・暁美さん。貴女の心遣いは嬉しいのだけれど・・・とりあえず、それ・・・返してもらえないかしら・・・」 マミとほむらの勝負の行方を呆然と見守っていたまどかが、ようやく事態を察して二人に駆け寄ったのは、マミがわずかに頬を染めてほむらの手からブラを奪い取り、 少し離れた小部屋でそれを付け直して戻ってきてからのことだった 「えっと・・・よくわからないけど・・・ほむらちゃんの勝ちなんだけど、ほむらちゃんはこれから魔女退治を手伝ってくれるってことでいいのかな?」 「ええ、その認識でかまわないわ」 「アンタ・・・なんかズルしてるんじゃないでしょうね!?マミさんがアンタなんかに負けるなんて・・・」 「・・・そうね、ある意味そうとも言えるわね。否定はしないわ」 「やっぱり!」 「落ち着いて美樹さん。そんな事を言ったら、さっきの勝負は私に限りなく有利な状況だったわ。それに・・・暁美さん、貴女まだ傷が癒えてないんでしょう?」 「・・・いえ、そんなことは」 「ほむらちゃん!?大丈夫なの?」 「大したことないわ・・・ただの貧血よ」 目の前で改めて観察したほむらの青白い顔色と、微妙な歩様の乱れからそのコンディションを察したマミは、驚きを通り越し呆れた表情で、ほむらとまどかのやり取りを見守った (まだ血が足りてない上に、あの様子だと骨も何本か折れたままでしょうに・・・鹿目さんを心配させないために強がって・・・そして、そんな状態で私に勝負を挑むなんて・・・) 黒髪の後輩の不器用な優しさを悟ったマミは、右手を差し出して握手を求めた 「やっぱり私の完敗だったみたいね。ここまで負けるとむしろ清清しいわ。暁美さん・・・貴女にはまだたくさん聞きたいことがあるけれど。 とりあえず悪い子じゃないって言うのはよくわかったわ。これからよろしくね?」 「・・・はい、よろしくお願いします」 マミに握手を求められ、応じるほむらの表情は、わずかに照れたような歳相応の女の子のように見えた (・・・私にはあんな顔、してくれたことないのに) 二人の和解で安心したはずなのに、チクリと胸の奥に痛みを覚えたまどかであった・・・ To Be Continued なんかほむマミ気味になっちゃってごめんね・・・マミさんはほむほむにとっても大切な先輩だと思うし、 この後でちゃんと本編よりイチャイチャさせるから許してっ! 860 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/15(土) 21 01 55.36 ID UItSEC110 あわわ・・・自分の絵がSSWikiに・・・ 拙い絵で申し訳ないです。載せてくれた方、ありがとうございます。 今回は、SS、騎士ほむシリーズの、日本刀を振りぬいている ほむほむ 818をイメージしてみました。 マミさん練習しなくちゃ。
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暁美ほむら(SR) 暁美ほむら+(SR) [絶対的強さ]暁美ほむら(SSR) 暁美ほむら(SR)(ぷち)
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《暁美 ほむら(444)》 キャラクターカード 使用コスト2/発生コスト2/青/AP30/DP30 【魔法少女】 このカードが登場した場合、デッキの上のカード4枚を見て、その中にある「鹿目 まどか」または《使用条件》に「鹿目 まどか」を持つイベントカード1枚を抜き出し、表にしてから手札に加える。その後、残りのカードを任意の順番でデッキの下に移す。 (まどかの秘密が暴かれるくらいなら、私はこのまま魔女になってやる。) 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語で登場した青色・【魔法少女】を持つ暁美 ほむら。 登場した時にデッキの上を4枚見て、その中にある暁美 ほむらまたは使用条件に暁美 ほむらを持つイベントカード1枚を手札に加え、残りのカードをデッキの下に任意の順番で移す効果を持つ。 暁美 ほむらおよび暁美 ほむら専用イベントカードをサーチできる。 強力な《叛逆の物語》もサーチできるのは大きい。 暁美 ほむら自体もサーチできるので失敗しにくい。 コスト2と使いやすいので、暁美 ほむらを使うデッキなら採用して損はない。 《鹿目 まどか(407)》《佐倉 杏子(413)》《美樹 さやか(467)》《巴 マミ(480)》とサイクルをなし、対象が異なるだけで効果は全く同じ。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは[新編]「叛逆の物語」でのほむらのセリフ。 関連項目 《鹿目 まどか(407)》 《佐倉 杏子(413)》 《美樹 さやか(467)》 《巴 マミ(480)》 収録 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 04-044 パラレル 編集
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「しぶといわね、何か良い方法はないかしら。大技使っちゃだめなのよね?」 白く明るいドーム状の結界の中で、影の魔女・エルザマリアと対峙したマミと、それを見守るほむら。 かれこれ10分近く、無数の触手のような攻撃を避けながら一方的に銃撃を加え続けていたが、本体を守る太い木の幹のようなものに阻まれて 有効なダメージを与えられずにいた。 (以前戦った時もそこそこしぶとかったけど、ここまでとはね。三人がかりだったからか・・・。銃とは相性が良くない?・・・木の幹か) 「少しだけ待ってください、考えがあります」 「わかったわ。でもなるべく急いで頂戴」 触手を避け続けるために動き回るのを余儀なくされていたマミは、息が上がり始めていた。 ほむらは盾の中をまさぐって手製のパイプ爆弾を取り出し、ばらして火薬を抜き出そうとする。 「しまった!きゃぁ!」 「巴さん!?」 パイプ爆弾を分解し終えたほむらが声の方へ振り向くと、触手の一本に空中で足を捕まれたマミがバランスを崩し、地面に叩きつけられようとしていた。 とっさに時間を停止させたほむらは魔女に近づくと、本体とそれを守る木の幹に火薬をふりかけ、マミを掴んだ触手の根元を取り出した刀で切断、 空中から落下するであろう着地地点に回りこんだ。 「!? 暁美さん!・・・ありがとう、助かったわ」 足を掴んだ触手が突如断ち切られ、背中から落ちようとしていたところを抱きとめられるマミ。 「話は後で!あれをもう一度撃ってください」 「了解!」 地面に下ろされて攻撃を避ける為に散開した後、再び魔女を撃ち抜くと、浴びせられた火薬に引火して瞬く間に幹と本体が燃え上がる。 「すごい、これなら・・・」 「木みたいなだけあって、よく燃えますね。止めを」 パチパチと音を立てながら炎に包まれて苦しみ続ける魔女。その触手はまるで溺れて助けを求めているかのように、四方にうねって攻撃の手は止んでいた。 「あなた、なかなか手強かったわ。でも相手が悪かったわね。私と暁美さんのコンビは無敵よ」 不敵に微笑んだマミが右手をかざすと、背後の空中に無数のマスケットが並び、振り下ろすと一斉にそれらが火を噴いた。 放たれた弾丸は一瞬にして盾になっていた幹をズタズタに引き裂き、そしてまるで両手で頭を抱えるような格好で燃え上がっていた魔女の本体を、穴だらけに撃ち抜いた。 それに連動するように周囲を覆っていた結界が崩れはじめ、白く光っていたシャンデリアのようなものがガラスの割れる音と共に周囲を揺らし、 夜の建設中のビルが姿を現す。 「何もあそこまで派手にやらなくても。幹の無い角度に回り込んで数発撃てば充分だったのでは」 指摘に自覚はあったのか、悪戯っぽく舌を出したマミは軽くおどけてみせる。 「避けてばかりであんまりダメージを与えられてなかったから、つい。ごめんなさい」 変身を解いて魔女の残したグリーフシードを拾い上げると、かすかにくすんだオレンジに輝く宝石を浄化する。 「余った分は巴さんがもらってください。私は見ていただけですから」 「だめよそんなの。暁美さんもちゃんと浄化して?そんなことを言ったら、私のピンチを救ってくれたのも、魔女を倒したのも暁美さんよ?」 「それでも・・・私は巴さんに危険を押し付けていた。それを使う権利はありません」 負い目を隠せないほむらは、視線をそらして俯いていた。 そんな後輩の頑なな態度に苦笑を浮べたマミは、まだ変身を解いていなかったほむらの左手に腕を伸ばし、その甲に輝く宝石にグリーフシードを押し当てて有無を言わさず浄化してしまった。 「あ・・・すみません」 「どうして謝るの?暁美さんはパートナーでしょ?まだ使えるし、これは預かっておくから、これから手に入れたグリーフシードは二人で共有しましょう」 「でも・・・私が協力してもらっている立場ですから、持っていってくれてかまわないのに」 「そんなに気にする事ないわ。今の役割分担を提案したのは私なのよ?」 自分で武器を生成できず、その代わり盾の中に色々蓄えることが出来る。しかしそれにも限りがあるので、なるべくワルプルギスの夜に備えて温存したい。 そんなほむらの説明を聞いて、後方支援の役割を提案したのはマミだった。 「まぁ・・・暁美さんから見たら私の戦い方は頼りなくて危なっかしいんでしょうけど」 「そんなことないです!・・・巴さんが協力してくれて、とても助かっていますし、頼りにもしています」 勝負に勝って私に命令できるのは貴女の方なのに・・・と続けようとしたマミだったが、効果がなさそうだと思い直してほむらの手を引いた。 「ん。それじゃあ今夜も私の部屋に泊まっていって?暁美さんとはまだまだ親睦を深める必要があるみたいだし」 悪戯っぽく笑うマミは、あの寂しい部屋に一人で帰らなくて済む・・・なんて単純なことが、本当に嬉しく思えたのだった。 「さって、どんなヤツが出てくるのか楽しみっすね」 「もう、そんな風に言うなら今からでも帰ってもらうわよ?」 「えへ、すみません。でも孵化しかかってたコイツを見つけたのは私とまどかなんだから、最後まで見届けさせてくださいよ」 「正確には私だけどね。さやかちゃん、遊びじゃないんだから茶化すようなことを言っちゃだめだよ?」 「だから反省してるって。百戦錬磨のマミさんと時を止めるなんてインチキ技が使えるこいつが一緒なんだから、どんな魔女が出てきたって余裕っしょ」 (確かに今の私と巴さんなら、よっぽどの相手じゃなければこの子たちを守りながらでもなんとかなるけど・・・) 下校中のさやかとまどかが、河川敷の橋の近くで孵化しかかったグリーフシードを見つけたと連絡してきて、すぐさま合流したマミとほむら。 その場の勢いで、二人も魔女対峙に同行することになってしまっていた。 「それにしても鹿目さんたち、最近よく魔女や使い魔に巻き込まれるわね」 「契約していないとは言え、まどかの才能はかなりの物だからね。そういう類のものを感じやすくなってるんじゃないかな?」 そしてもう一匹、下校中の二人に付きまとっていたキュゥべえもそのまま魔女退治に同行しようとしていた。 「はぁ、アンタよくマミさんの前に顔を出せるよね。厚かましいって言うか・・・」 「穢れを溜め込みすぎたグリーフシードを処理できるのはボクだけなんだし、キミたちだってボクが一緒の方が何かと便利なはずだろう? 目の前でマミやほむらが魔女に殺されかかったら、契約してでも助けられた方が良いじゃないか」 「黙りなさい。・・・そんなこと、ありえない」 二人が同行する事に渋い顔をしていたほむらも、未だに契約を諦めていないその言いざまに思わず口を開く。 「キュゥべえ?もしグリーフシードの処理を頼みたくなったら、その時は呼ぶから。・・・あんまり変な事を言うようなら、魔女のエサにしちゃうわよ?」 穏やかな口調ながらも目は笑っていないマミが、子猫にするようにキュゥべえの首の裏を掴んで持ち上げながら諌める。 「わかったよ。大人しく見てるから、野蛮な事をするのは止めて欲しいな」 マミの手から放されてまどかに擦り寄ろうとするが、ほむらに睨まれて渋々少し離れたうしろを歩く。 「あはは・・・でも、どんな魔女が出てくるんだろうね。ほむらちゃんの格好良いところが見たいなぁ、なんて」 険悪な雰囲気に耐えかねたまどかが、乾いた声で思わず軽口を並べてしまう。 「何度も言うように、遊びじゃないんだから・・・」 「これは・・・」 「なんじゃこりゃ!?」 ほむらがまどかの軽口を諌めようとしたその時、先頭を歩いていたマミが立ち止まり、続いてさやかが驚きの声を上げる。 頭上を暗く覆っていた橋の下を抜けると、そこには高く広がる青空に幾重もの学生服が干されたロープが張られていて、 そのはるか上方にセーラー服をまとった六本足の魔女が、蜘蛛のように張り付いていた。委員長の魔女である。 「シュールね・・・」 「ちょっと可愛いかも」 「制服のデザインが古臭いわ」 各々がそれぞれ感想を口にしていると、魔女のスカートの中から無数の木とパイプで出来た昔ながらの勉強机や椅子が、4人にめがけて降り注ぐ。 「美樹さん鹿目さん、下がって!」 マスケットを取り出したマミがそれらを撃ち落そうとするものの、あまりの数に捌ききれるはずもなく、たまらず飛びのく。 「きゃーっ!」 さやかとまどかはほむらに庇われてなんとかそれらから退避する。 「まずいわね、あの高さじゃこっちの攻撃は届かない。・・・暁美さんは二人をお願い!あれは私がなんとかするわ」 斜めに傾いて数本の異常な長さの電柱が伸びているが、それらよりも更に高い場所に陣取っていることが、魔女の居る位置の高さを物語っていた。 「待って、巴さん一人じゃ・・・」 「おっ!」 リボンを伸ばして手近なロープを手繰り寄せ、それを魔法少女の身体能力で文字通り綱渡りで駆け上がるマミ。 そこに先ほどの机や椅子よりもはるかに高速で、無数のセーラー服姿のスケートを履いた使い魔の群が降り注ぐ。 「くっ!」 「マミさん!」 (やっぱり・・・この子たちを庇ったまま今まで通り戦っても、アイツには勝てない) そう判断したほむらの行動は早かった。 「くっ!」 迎撃を諦めたマミが離れた別のロープに跳び移ろうとしたその時、耳をつんざく派手な銃撃音と共に、何も無い空中に突如弾幕が現れ、 迫り来る使い魔の群を塵へと消し去る。 魔女本体に向かってもばら撒かれていたそれは、光と共に瞬く間にセーラー服をズタズタに引き裂くと、続いて飛来した二発のロケット弾が 文字通り粉々に打ち砕いてしまった。 「な・・・」 事態が把握できずに立ち尽くすマミは、突如魔女が倒されてロープが消えたことにより、地上に引き戻されてストンと着地する。 「・・・びっくりしたぁ」 「けほけほ・・・アンタ一体何やったのよ!?」 余りの銃声に耳を覆ってへたりこむまどかと、凄まじい対空砲火でもたらされた硝煙に涙目で咳き込むさやか。 「私の魔法で魔女を倒したのよ・・・」 「魔法って・・・こんな火薬くさい魔法があるかー!」 「あら、そうでもないわよ?私の銃だって、実は大技の時は火薬臭かったりするし」 (暁美さんもさすがに重火器を撃つところをこの子たちに見られたくはないのね。・・・それにしても、あの盾の中には何がどれだけ入っているのかしら) 結界と共に消えていく、ほむらの足元の異常な大きさの大量の薬莢に気がつき、息を呑む。 (あんなお遊びの決闘なんてしなくても、彼女が本気を出せば私はひとたまりもなかったのね・・・あぁ、暁美さん) 「それにしたって、これじゃ連携もくそもないじゃん!マミさんの指示を無視してさ」 「そうね・・・私に貴女たちを守りつつ、巴さんを援護できるほどの力があれば良かったのだけど。ごめんなさい」 「美樹さん?守ってもらった身で私のパートナーを苛めないでくれないかしら?許可した私が言うのもなんだけど、貴女たちが一緒じゃなければもっと違う戦い方もできたはずだしね」 「あはは、そうっすよね。すみません」 「そうだよさやかちゃん。・・・それにほむらちゃん、なんだか火薬の似合う女って感じで、格好よかったなー、ははは」 何が起こったのか薄々察したまどかが、苦笑いを浮べながらフォローする。 「何よその無理矢理な誉め方?あんた、どんだけほむらの事が好きなのよ」 「そ、そんなんじゃないよ!もぉ何言ってるの!」 「ふふっ、そうね。確かに出合った頃の暁美さんは冷たくてそんな雰囲気だったけど。今はすっかり可愛らしくて、その表現は似合わないわね」 「と、巴さん」 「あの頃みたいにクールに『巴マミ!私が二人を連れて離脱する間、あれをなんとか引き付けなさい!』みたいに言われれば、 軽くときめいちゃって、言われるままになっちゃいそうだわ」 (そっか、別に無理に二人を庇いながら戦う必要はないんだ・・・) 「そうですよね。私もほむらちゃんに怒られた時、怖いんだけどちょっとドキッってしちゃうかも」 「その時は私も『了解。でも、別に倒してしまってもかまわないんでしょ?』って返してあげるわ」 戸惑うほむらに向けてウインクしながら右手の親指を突き立てるマミ。 「マミさんカッコ良い!」 「でもそのセリフ、なんだか死亡フラグっぽくないですか?アニメや映画だと大抵、そういう事言って無理しちゃう人は助けがくる前にやられちゃうような・・・」 「こらまどかっ!」 「ふふ、そうね。でも冗談よ?そんな状況なら私も無理せず一旦撤退するわ。・・・さっきの魔女は、私が今まで戦ってきたのよりずっと厄介だった」 遙か上空から一方的に、それも広範囲に攻撃してきたさきほどの魔女を思い出し、思わず考え込んでしまう。 「確かに今の魔女は、ワルプルギスの夜以外で一人じゃ手強い数少ない相手ですね。もう一匹、更にやっかいなヤツが近い内に出るかもしれませんけど・・・」 繰り返した時間の中で、見滝原に現れた魔女たちを思い浮かべる。 「まるで見てきたように語るんだね、キミは」 後ろで沈黙を守っていたキュゥべえが口を開く。それと同時に、ほむらの表情も厳しいものに変化した。 「暁美さんはベテランで魔女に詳しい上に、少し先の未来が予知できるらしいのよ」 「・・・・・・」 「時間操作の魔術を使い、未来の出来事を語る。暁美ほむら、キミは・・・」 「とにかく!この街は私と巴さんが守る。・・・都合の悪い情報を隠して弱みに付け込むお前のやり方を認めたわけじゃない。予備の身体を無駄にしたくないなら、大人しくしていることねキュゥべえ」 魔女を倒した直後の和やかな雰囲気も、キュゥべえとのやり取りで一気に険悪なものになってしまった。 それを拭いきれないまま家路についた四人は、まずは一番近かったまどかを送り届け、途中でマミが抜けた後、 さやかを送り届けようとするほむらが沈黙を守ったままトボトボと歩いていた。 「まどかはともかく、私まで送ってくれるんだね」 「貴女もまどかも庇護が必要なことには変わりがないもの」 「ふーん・・・ほんと、あんた良いヤツね」 「・・・そんなことないわ」 「あるよ。相変わらず憎まれ口叩く私にも、やさしくしてくれてるじゃん?」 通学鞄を持ち替え、空いた右手でほむらの左手を掴むさやか。 「魔法少女としての使命を果たしているだけよ」 「なによ、マミさんの前では大人しいし、前は屋上でボロボロ泣いたくせに」 無表情なまま、僅かに頬を染めるほむら。 「やっぱ無理してるだけで、あの時のが地なんでしょ?愛いヤツめ」 「何言ってるの、あれは少し疲れていただけよ・・・勘違いしないで、美樹さやか」 「それよそれ!『美樹さん』とか『美樹さやか』とか、もうちょっと何とかならんのかね、暁美さんは。私もまどかみたいに『ほむらちゃん♪』って呼ぶわよ?」 「やめて・・・」 「だったら私のことも、ちゃんと『さやか』って呼びなさいよ。・・・私はもう、ほむらのこと友達だって認めてるんだからね?」 「・・・何よそれ。どっちがツンデレなのよ」 あまりにベタな言い回しに、思わず苦笑してしまうほむら。 「へへっ、やっとちょっと笑ったね。あんた、やっぱり笑ってる方が可愛いよ」 「キザなセリフね・・・」 「うっさい、ほんとはちょっと照れくさいんだから!それくらいほむらには感謝してるのよ、言わせんな!」 再び頬を染めるほむらに、照れ隠しでその肩に抱きつくさやか。 しかし一転、真面目な表情を浮べて静かに語りかける。 「あのねほむら。私、どうしても叶えたい願いがあるんだ。石ころにされても、戦いの運命を受け入れてでも、助けたいヤツが居るの」 「!?・・・だめ、だめよ!」 「どうして?覚悟だって出来てるよ。それにあんたやマミさんの力にだってなれるかもしれない」 「貴女はまだ魔法少女がどういうものか、わかってない!」 さやかの覚悟が本物だと理解して、慎重に言葉を選びながら諭す。 「巴さんに憧れるのもわかるし、力になりたいって言ってくれるのも嬉しいわ。でも、違うの・・・魔法少女はそんな上等なものじゃない・・・」 ほむらの雰囲気が一転、悲壮なものになったのを感じ、言葉を失う。 「みんなを守りたいだとかそんなの関係なく、魔法少女になった者は魔女を狩るしかないの。グリーフシードを奪い取ってこの宝石の輝きを維持しないと、大変なことになるのよ」 指輪を宝石の形に変え、手のひらで掲げて見せる。 「ソウルジェムが濁りきると・・・どうなるっていうの?」 「それは・・・」 (やっぱり言えない・・・何かのきっかけで巴さんにまで知られてしまったら。アイツならなんて説明するだろう・・・) 「・・・二度と魔法が使えなくなって、人間としてだけでなく、魔法少女としても死を迎えるわ。だから魔法少女は、魔女を殺して喰らい続けるしかない。戦いたくなくても、魔法なんて必要なくても。 その為には使い魔を放置して魔女に成長するまで待つ子だって居る」 「そんな!?そんなのって・・・」 「だから魔法少女同士で縄張り争いなんてものがあるんだし。・・・私だって、追い詰められてグリーフシードが一つしかなかったら、その時は巴さんだって犠牲にするかもしれない」 「ほむらは・・・あんたはそんなことしないよ!」 「・・・ありがとう美樹さん。そして、こうやって不安に苛まれたり、悩んだりするだけでもこの宝石の濁りは早くなる。・・・アイツいわく、大抵の魔法少女は戦いに慣れる前に殺されて命を落とすそうよ」 「・・・・・・」 「だからお願い、貴女まで魔法少女になろうだなんて思わないで?絶対に後悔することになるわ」 「そっか・・・たしかに変な幻想を抱いてたかも。魔法少女も楽じゃないんだね・・・もう一度考え直すよ。心配してくれてありがとう、ほむら」 わずかに俯いて諌めを聞き入れたさやかだったが、そのコブシは強く握りこまれていた。 To Be Continued